北海道でオンラインカジノゲームは導入される?
近年、海外ではリアルのランドカジノ(本場カジノ)に加えて、インターネット上で賭けを行うことができる「オンラインカジノ」と呼ばれるゲームが遊ばれており、年々そのプレイヤー数は増加傾向をたどっているというデータがあります。とくに中国では、オンラインカジノの市場が右肩上がりで伸びており、業界に携わる中国人がオンラインカジノライセンス発行国であるフィリピンの経済特区に就業ビザなしで移り住み、オンラインカジノ業界で違法に働いていることが大きな問題になっており、2018年~2019年には違法業者の摘発が本格的に行われ始めたとも言われているほどです。
そのため、北海道カジノでもオンラインカジノが導入されるのではないかと考える人がいるかもしれませんが、じつは通常のランドカジノ(本場カジノ)とオンラインカジノは、カジノの運営元やカジノライセンスを発行できる国が全く異なっており、同じカジノゲームをサービス提供しているものの、根本的に組織自体が異なっているという現状があります。ただ、モナコのカジノのように、同じ企業がランドカジノとオンラインカジノの両方を経営・運営しているという例や、カンボジアのカジノのように、自宅などからパソコンでランドカジノの公式サイトへアクセスして、ライブ中継でもゲームを楽しむサービスを提供しているという稀な例も存在しますが、基本的には両者を結びつけてサービスを行っている国はないに等しいとされているのです。
このように、北海道カジノでオンラインカジノが導入されることは多分ないであろうと考えられますが、オンラインカジノで人気がある「ライブゲーム」と同じようなシステムを持つカジノゲームプラットホームが、北海道カジノでも設置されることは間違いないと思います。ライブゲームとは、いわばカジノ場にあるメモリアルホールの舞台上でディーラーが仕切るブラックジャック、ルーレット、バカラなどのテーブルゲームを、席に座っているプレイヤーたちが座席に設置されたマシンの画面と巨大スクリーンを確認しながらベッティングを楽しむというシステムのカジノゲームのことで、今やマカオやフィリピン、シンガポールなどのアジア地区の巨大IRでは、必ず導入されている人気が高いカジノゲームとなっています。そのため、北海道のカジノ場でも、さらに進化されたライブゲームのシステムが導入されることが予想されています。
また、オンラインカジノで遊べるスロットマシンの中には、ランドカジノでも設置されているスロット機種もいくつか存在しており、たとえば「IGT」や「Play’n GO」、「Aristocrat」などは、オンラインカジノとランドカジノの両方でスロットマシンを提供している代表的なメーカーと言えるでしょう。なお、これらのメーカーのスロットマシンは、北海道カジノでも設置されることが考えられます。
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